「街の日常をアップデートする」
街の魅力とは何でしょう。
そこに価値のある史跡や名勝があることでしょうか。
あるいは充実した商業施設や娯楽施設があることでしょうか。
はたまた集客力のあるイベントが開催されていることでしょうか。
確かにそれらは街の魅力の一端を担うかもしれませんが、
think gardenが考えるのは
そこで交わされる会話、行われる活動、行き交う感情など、
街に住む人々の“日常の営みの集大成”こそが街の魅力だと考えます。
この日常の営みをもっと豊かに、そして少しだけ刺激的なものにするために、
ちょっとした仕掛けを用意しませんか。
街に新しい視点を持ち込み、まだ誰も知らない街の断面を切り取り、
自分たちの街を再発見するための仕掛けを日常に散りばめるのです。
特別なことや不自然なことはしません。
既にそこにある数々の営みに敬意を払って、
think gardenは優しく街の日常をアップデートします。
提案例1
街に色気を!芸術祭の開催
地方創生の一環として国際芸術祭を開催する街が増えてきました。
国際芸術祭と聞くと、世界中からアーティストを招聘し、大掛かりなアートを街に散在させるような大規模なイベントをイメージするかと思いますが、予算や規模に関係なく訴求力のある芸術祭を開催することができます。
著名なアーティストを招聘せずとも、ほんの少し手を加えるだけで街の潜在的な魅力を芸術として昇華させることは可能です。
いつもの見慣れた風景が変わり、ドキッとするような様相をみせると、あらためて自分たちのいる街に惚れ直すかもしれません。
芸術祭を開催することによって、街に色気をもたらしましょう。
提案例2
文化発信地としてのお寺の復活
かつてお寺は最先端の文化発信拠点でした。
仏像、障壁画、建築や庭園……まさにお寺丸ごとがアートの展示場であり保存の場として機能していました。
このように歴史的にアートと縁が深いお寺を、再び文化発信拠点として蘇らせてみてはどうでしょう。
寺院特有の重厚な空間はアートと親和性が高いはずです。
美術の展覧会や音楽のイベント、あるいは継続的な文化講座など様々な営みが考えられます。
街の賑やかしのために新しい施設をつくるのではなく、既にある“お寺”を最新の文化発信拠点として生き生きと蘇らせましょう。
提案例3
街中の移動をワクワクに変える
駅までの移動、スーパーまでの移動、知人宅までの移動……この目的地に向かうまでの“移動”がワクワクするものになれば、街はもっと楽しくなるはずです。
歩きたくなる街、歩きやすい街は「ウォーカブルなまち」として、近年世界的に注目されるようになってきました。
そこに個性的なベンチがあってもいい、音楽を奏でる人がいてもいい、アート作品があってもいい、どこかに行くまでの道のりをワクワクに変える仕掛けは無限に考えられます。
何が起こるかわかりません。
移動時のハプニングやノイズを歓迎して移動を楽しみましょう。
歩きスマホをしている暇はありませんよ!
提案例4
いつもの会議を第三者に“開く”
毎月の定例会議や新しいプロジェクトの企画会議など、地方公共団体の日常には様々な会議があります。
この会議を“開いて”みてはどうでしょう。
新しい視点を取り入れ、会議の場を活性化するために、あえて第三者(アーティストなど)を会議に加えるのです。
会議の当事者ではない第三者の視点は実に自由で大胆です。
フラットに、そしてクリアに、議題の本質を見極め、予想もつかないような意見やアイディアが出るかもしれません。
会議の関係者を増やし、多声的な会議を実現しましょう。
提案例5
その街の“人の動き”が総覧できるガイドブック
無味乾燥な街のガイドブックにリアリティを持たせます。
紹介したい店や観光名所などの“場所”を切り取るのではなく、“人の動き”を切り取るガイドブックを作成します。
街の住む人が実際に行った場所、やったこと、会った人などを具体的な情報と共にレビューしてもらいます。
何十人、何百人というレビューが集まれば街情報のアーカイブとなります。
そこにあるのは、おあつらえ向きの情報ではなくリアルな生活者のとっておきの情報なので、通常のガイドブックではなかなか知ることのできない新たな街の一面を知ることになります。