吹奏楽部の献身

吹奏楽部の献身

夏の高校野球、熱い/暑いですよね。

個人的には地区予選を観るのが好きで
(ネットのライブ中継を毎回観ています)
代表校が決まった時点で自分としては
「今年も終わったな」、という感じなのですが
それでもニュースなどで全国大会の
ダイジェストを観ると、
いちいち感動してしまいます。
「青春って密」ですね……

ところで、今年から私が意識して
観るように(聴くように)なったのは
吹奏楽部の応援演奏!

あまりにも当たり前にいつも流れていますが
この春、次男が吹奏楽部に入部したこともあり
もしかしたら試合以上に
演奏に注目するようになったかもしれません。

次男の学校が今年の地区予選で
いい線まで行ったので、
神宮での対戦となった日から
吹奏楽部にも出動要請がありました。
残念なことに次男は中1なので
応援演奏は免除だったのですが、
先輩たちが神宮に向けてバタバタと
練習スケジュールが組まれ
他部の応援要員と一緒に
一日中通し練習をする姿を見て
胸が熱くなりました。
(ちなみに、学校が練習の動画を
配信してくれるので、保護者もその様子を
知ることができるのです。)

演奏会やコンクールのためではなく、
応援のための演奏を練習するという
献身性がなんだか尊いですよね。

試合当日も朝早くから神宮入りし、
首にタオルを巻いて、
顔を真っ赤にしながら全力で演奏。
吹奏楽部もまた、戦っているのです。

容赦なく太陽が照りつける中、
重い楽器を担いでの炎天下での演奏は
本当に過酷だったと思いますが
そんなこと本人たちは1ミリも思って
いないのでしょう。

同級生を応援することは彼らの喜びでもあり、
(さらに言うと、快楽?)だからこそ
誰もが心から楽しんで
演奏しているように見受けられました。

思えば、吹奏楽部は入学式や卒業式
文化祭などの学校行事でも
何かと駆り出され演奏しているので
その献身性は筋金入りですよね。

どの学校行事も彼らの演奏がなければ
実に味気ないものになってしまうと思います。
彼らの心からの演奏は、
きっと行事に参加している全ての人に
感動を与えていることでしょう。

決して贔屓目にみているわけではなく、
吹奏楽部とはそういう存在なんだと思います。

近年は顧問となる教員の負担や
人材不足などの問題により
部活を取り巻く環境が
厳しいものになってきていますが
即物的な問題点だけに目を向けず、
子どもたちの想いや気持ちを真ん中にすえて、
より良い部活のあり方を見つけていくことが
大事なのでは。
その答えは一つじゃないはず。