万博に行ってきました。
8月下旬、もしかしたら
少しは涼しくなっているころかな?と
淡い期待を抱いてスケジュールを
組んだのですが
自然はそんな甘いものではありません。
いやー、暑かった!びっくりした!
幸いなことに某パビリオンが
抽選で当たったので、
そこで1~2時間は使うことは確実。
他は無理のない範囲で回ろうと
思っていましたが
想像以上の暑さだったので、
思っていた10分の1くらいしか
回れなかったような……

それでも百聞は一見にしかず。
現地に行って、おそらく生涯で
何度もないであろう自国開催の万博を
この目でみることができたのは
貴重な経験だったと思っています。
特に、大屋根リング!あの巨大構造物を
五感で感じることができたのは
実際に行ったからこそですよね。

話はだいぶ遡りますが
実は私、つくば’85をリアルに
経験した1人なんです。
小学生の時、父に連れられて行ったのですが
その時の記憶は今でも鮮明に覚えています。
あれは確か科学博だったからか
(万博にも分類があるみたいですね)
展示内容もテクノロジー寄りで、
それこそ日本を代表するような大企業が
「どや!」と言わんばかりに
最新の技術や取り組みを
強烈に披露していました。
そう、つくば’85は、私たちに
“未来”を見せてくれたのです。
そして2025年の大阪万博。
私が体験したパビリオンはごく一部ですが
その中でも感じたことは、
「立ち止まり、考え直すことの重要性」を
問いているところが多いな、といった
ところでしょうか。
未来を見せるわけでもなく、かといって
過去を振り返るわけでもない。
私たちは、ひいては世界は
減速したり時に停止したりしながら
自分達の立ち位置を考えるフェーズに
いるのではないか、と。
自国の問題でもあり、世界の問題でもある
あれやこれやについて一緒に考えようよ、と。
世界があまりにも複雑に
関係しすぎている今という時代では
自国の問題というのは存在しないという前提で、
万博のような開かれた場で
問題という問題をテーブルにあげるのは
きっと意味があることですよね。



さて、あまりの暑さに耐えかねて
夕方には会場を後にした私たちは、
一旦ホテルに戻ってから
大阪観光に出かけました。
どこに行ったかというと、あべのハルカスです。
地上300mの展望台に上って、大阪の街を一望し、
本当は大屋根リングの上から
見たかったサンセットを、
展望台から見ようと思ったのです。
あべのハルカスは初めて行きましたが
今の大阪は万博やUSJに人が
流れているせいもあって(※推論です)
非常に空いていました。
日没の方向がちょうど万博会場の方向だったので
私たちは沈みゆく太陽を横目に、
遠くに見える万博会場をしばらく眺めていました。
賑わいも雑踏も、場所の体温も
何一つ感じられないほどの距離から
万博会場を俯瞰してみると、つくづく
「とんでもないものをつくったな」
と思ってしまいます。
夢洲という人工島に突如出現した人工物。
万博の丸ごとが、人間の営みの妙というか
……決してエゴとは言いませんが
とにかく人間のやることは
時として不可解ですよね。
しかし、それゆえ愛しさがあるのも事実。
会期終了まで後1ヶ月。
また行こうかな。

